家庭のある女性Aと不倫相手のBは地域のスポーツ大会をきっかけに知り合い、深みにはまっていきました。
Aは夫に離婚を持ちかけていたそうですが、離婚は成立せず、AとBは「一緒にいるためには夫を殺害するしかない」と言う非常に身勝手で短絡的な思考で焼身自殺に見せかけてAの夫を殺害しました。
事件の概要
20代後半のAと20代前半のBは、上記の通り、地域のスポーツ大会で知り合い急速に仲を深めていきました。
2人の仲の良さはスポーツチームのメンバーにも目撃されていたようです。
そのうちに、不倫関係がわかる、AとBのメールのやりとりをAの夫に見られてしまったことで不倫関係が発覚。
そこから夫はAに対して事実関係の確認をし詰め寄ると、「離婚をしたい」と申し出たそうです。
しかし、子供もまだ小さく、小さな田舎での離婚などはし辛い環境であったのでしょう。
夫は離婚に応じず、話し合いは平行線となり、時には夫はAに対して暴力をふるっていたようです。
離婚に応じてもらえず、暴力までふるわれているう状態で悲劇のヒロインと化してしまったのでしょうか、夫の殺害計画は非常にずさんなものだったと言われています。
夫と車で出かけ、睡眠薬入りの飲み物を飲ませて硫化水素で自殺を図ったように見せかけて殺害をしようとします。
ですが、硫化水素を社内で発生させた所、夫は意識を取り戻し、車外へ出てきてしまいました。
そこで待ち構えていたBは念の為用意していたバットでAの夫を殺害し、車に火をつけて自殺したように見せかけようとしたそうです。
外傷や睡眠薬を飲んだ痕跡は警察ですぐに発覚する事になるので、既に偽装は絶対に不可能なのですが、
車に1度目に火をつけた際にはほぼ燃えなかったため、2度車に火をつけて焼身自殺に見せかけたとのことです。
もちろん、警察による調査で早々に殺人事件であることは発覚しAとBは両名ともに逮捕され、のちにAは自殺をしています。
まとめ
不倫がきっかけで2人の命が失われ、また幼い子供たちには深い心の傷が残ったことでしょう。
人の気持ちに制限をかける事はできる事ではありませんが、もし新しい恋愛をしたいとなれば現在の状態を清算するなど、誠意ある対応が必要とされます。
今回の事件も不倫という形ではなく、順当に恋愛をするという話であればもしかすると家庭は散り散りになっても命は失われていなかったかも知れません。
不倫は決してポジティブな結果にはなり得ないので、恋愛をしたいのであれば誠実な対応をするようにしましょう。